その1![]() |
まず、フロントフォークの上部にあるボルトをゆるめます(写真右側の○)。ここはゆるめるだけ。これ外しちゃうとフォークを傾けたときにオイルがどばーって出て、スプリングとか色々出てきます。 次に、写真左の○の部分は、まだゆるめません。 |
その2![]() |
次に、これは僕だけかな?STORZのフォークガードをつけてるので、○のところのタイラップを切って、フォークガードを外します。 |
その3![]() |
フォークガードを外したら、フォークの下部についている小さいほうのボルトをゆるめます。これはシャフトとなっているボルトがようにしているボルト、それから、スピードメーターギアのねじを外して、スピードメーターワイヤーを外します。写真には写ってないけど、スピードメーターワイヤを固定しているアウターチューブについているバンドも外しておきます。 それから、この写真の反対側のブレーキユニットを固定しているボルト二本を外して、ブレーキを外します。 それから、タイヤのシャフトになっているボルトをゆるめて、タイヤを外します。タイヤ、スピードメーターギア、タイヤカラー、シャフトをダンボールの上に置いておきます 。 それから、フロントフェンダーを固定しているボルト4本を外して、フロントフェンダーを外します。 その1でゆるめた、フォークトップのボルトはステムからフロントフォークを外してもゆるめることは可能ですけど、左の写真の右下の○の部分と、左下の○の部分は固定されている状態でボルトゆるめないと、フォークを外してしまってからでは苦労すると思います。 |
その4 |
ここまでできたら、ジャッキをエンジン下部にかまして、ジャッキアップしておきます。ジャッキアップする高さ的には、バイクをまっすぐにする程度。タイヤを浮かせるほどジャッキアップしなくていいです。 |
その5![]() |
次に、写真左下の○のフロントフォークを固定しているボルトをゆるめます。 このボルトはゆるめるだけで、フォークは外れるので、ボルトを外してしまう必要はないです。 |
その6![]() |
次に、○の部分をゆるめます。これもゆるめるだけで、ボルトはそのままでフロントフォークは外れます。 その5〜6の行程を左右で行えば、フロントフォークが外れるので、フロントフォークがおっこちないように手で押さえながら、少しずつボルトをゆるめていきます。 |
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フロントフォークが外れた状態。 ブレーキ、スピードメーターワイヤーがぶらーんとしてます。 ちなにみ、青いジャッキはストレートのセールのときに購入した、バイク用ジャッキ。便利な一品です。 |
その5![]() |
フロントフォークが外れた状態。 ここで、アウターチューブが汚かったので、きれいに磨いて、インナーチューブのサビも気になたので、ボンスターで点サビを写真の上下方向に磨いて、ピカールできれいにしてサビ取り!しんどかったので、適当にしかしてないですけど。 |
その6![]() ![]() |
フロントフォークトップにあるこのボルトをゆるめます。 ここを 外すとしたの写真のようにスプリングと筒が出てきます。 フォークトップのボルトをゆるめると、筒が飛び出してきますけど、FTRの場合はどっかに飛んでいくということはないので、普通にゆるめて外すだけ。 トップのボルトを外したあとは、フォークオイルを抜きます。 フォークを逆さにして、トレーにオイルを出します。 2万キロほど走ってる僕のFTRのオイルは黄土色してました。 新品のオイルはキレイな紫で、ファンタグレープみたいな色してます。 だいたいフォークのオイルがぬけたら、逆さのまましばらく放置。 もういっぽんも同じ行程でオイルをぬきます。 |
その7![]() |
オイルがぬけたら、アウターフォークの下側にある、ドレンボルトをゆるめます。 |
その8![]() ![]() |
アウターチューブ下部のボルトを外して、アウターチューブ上部にあるダストシールをマイナスドライバーでこじりながら外すと、その下にサークリップ(写真)があり、そのサークリップをマイナスドライバーで外します。
ダストシールは再利用しないので、インナーチューブ、アウターチューブに傷をつけないように適当にはずしても大丈夫です。 サークリップをはずせば、次はアウターチューブとインナーチューブを持って、カコンカコンと何度かいわせて引き抜きます。そうすると中から下の写真のようなものが出てきます。 これは汚れないようにおいておいて、出てきた部品などきれいに洗浄して、インナーチューブ、アウターチューブも洗浄。 きれいに洗浄できたら、次は組み付け。 |
その9![]() |
まず、インナーチューブの中に鉄の棒を入れて、インナーチューブの先から鉄の棒が出るので、そこにアルミのカラーを取り付ける。 |
フロントフォークオイル交換、オイルシール交換ついでに、メーターギアの掃除と、フロントタイヤのアスクルシャフトのグリスアップをしっかりしておくといいですよ。しょっちゅうバラスこともないので、いい機会だと思います。 専用工具を友達から借りたので、今回はかなり安く済ませることができました。お店に出したら工賃だけでも2万ぐらいかかるだろうから、部品代合わせると3万ぐらいかな。そんなに大変じゃない(工具がいっぱいそろってるからそう思えたのかも)から、ぜひぜひ自分でチャレンジしてみてはと思う作業です。 |